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●ANA国際線手荷物規則の改定について

全日空(NH)は4月1日搭乗分から、国際線手荷物規定を改定する。現在は個数制と従量制を路線によって使い分けているが、全路線で個数制に統一。受託手荷物の無料手荷物許容量を拡大したり、超過手荷物料金をシンプルにわかりやすくする。

◆主な改定項目は以下の通りです。
1.「個数制」への統一
現行の国際線手荷物規定には、個数制と重量制の2種類があり、路線によって適用規則が異なっていましたが、今般の改定により、全路線において「個数制」に統一します。

2.無料手荷物許容量の拡大
(1)ファーストクラス旅客
無料手荷物許容量の個数を「2個」から「3個」に拡大します。
(2)全クラス共通
無料手荷物許容量のサイズ〈3辺の和〉基準を、現行の「158cm」から「203cm」に拡大します。

3.特殊手荷物(スポーツ用品・楽器など)
無料手荷物許容量のサイズ基準の大幅拡大に伴い、特殊手荷物の特別取り扱いを撤廃し、通常手荷物と同様の取り扱いとします。

4.「ベビーカー」・「幼児用揺りかご」・「チャイルドシート」
幼児・小児旅客が使用する場合、「ベビーカー」・「幼児用揺りかご」・「チャイルドシート」は無料手荷物許容量内に含めず、無料とします。

5.ペット
ペットを預かる際は、無料手荷物許容量に含めない点は従来同様ですが、わかりやすく超過手荷物料金(1檻ごとの料金)を設定します。

6.超過手荷物料金
(1)料金設定のシンプル化
重量・サイズを超過した際に適用される超過手荷物料金を、全路線で統一した共通の料金設定とします。また、国内区間のみ手荷物を預かる場合の超過手荷物料金をわかりやすく変更します。

(2)重課制の採用
個数・重量・サイズといった複数のカテゴリーで超過手荷物料金が適用される場合は、各カテゴリーの料金を足し合わせる、「重課制」を全路線共通で採用します。

7.機内持ち込み手荷物・身の回り品
国内取り扱いと統一するため、機内持ち込み手荷物及び身の回り品の各々のサイズを 55cm × 40cm × 25cm (※現行は23cm)に変更します。3辺の和115cmに変更はありません。

8.プレミアムカスタマー対応
プレミアムカスタマーに対する無料手荷物許容量の優遇取り扱いに変更はありません。

各種容量、料金については、添付のプレスリリース資料をご確認ください。

ANAわかりやすいニュース配信
http://www.ana-pr.jp/blog/srv/comment.php?_id=960

2011.02.14

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ヒットカンパニーリミッテット